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建通新聞社(神奈川)
2019/04/10

【神奈川】横浜市 桂町トンネル建設へWTO工事公告

 横浜市は4月9日、都市計画道路上郷公田線の桂町トンネル建設に関わる工事のWTO一般競争入札を公告した。「都市計画道路上郷公田線(公田地区)道路建設工事」と題し、土木(土木工事業特定建設業許可業者)の▽代表構成員=1250点以上(土木一式経営事項審査総合評定値、以下同じ)▽第2位構成員=1150点以上▽第3位構成員=900点以上―で構成する3者JVに参加を求める。代表構成員と第2位構成員はNATM(代表構成員のみ内空断面積51平方b以上)、第3位構成員はコンクリート構造物築造の元請け施工実績が必要だ。4月23日まで申請を受け付け、5月13日〜6月4日の入札と6月5日の開札で施工予定者を決定。今秋の第3回市会定例会に契約案を付議する予定でいる。
 桂町トンネルは上郷公田線・公田地区の終点部(栄区公田町)に建設する内空断面積83・7〜86・3平方b、延長331bの2連トンネル。2017年度に基礎地盤コンサルタンツ(横浜支店、横浜市中区)で実施設計をまとめ、18年度から終点側坑口周辺の擁壁工事をアイサワ工業・水村建設JVで進めている。
 NATM中央導坑先進工法(機械掘削、上下半同時並進、補助ベンチ付き全断面)を採用し、終点側坑口から中央導坑の掘削や中央支柱の構築を経て、下り線、上り線の順に土被り約6〜17bのトンネル本坑を築造する。トンネル本坑の施工には「注入式長尺鋼管フォアパイリング」(本坑下り線・上り線)と「注入式長尺鏡補強工」(本坑下り線)の補助工法を用いる。
 今回の工事は▽トンネル築造工▽道路土工▽掘削補助工▽インバート工▽坑門工▽坑内付帯工▽仮設工▽地盤改良工▽擁壁工―の各一式が内容。23年3月18日までに完了してもらう。

提供:建通新聞社