徳島県は、建設工事請負業者選定要綱に基づいて2019年度の競争参加資格を認めた県内建設企業1319社を工事種類別に格付けし適用した。入札参加資格業者の総数は、前年度の1336社から17社減少した。
格付けについては、各業者の格付け点数の他、技術者要件や完工高要件を満たした上で選定。土木一式では、格付け点数の高い順に上位30社を特A級(建築一式と合わせ表参照)とし、その次位220社をA級に、その次位250社をB級に、その次位350社をC級にそれぞれ格付けする。ただ、要件を満たす企業が一定数に止まったため、A級は192社(前年度比2社減)、C級は245社(同22社減)となった。
建築一式も同様に上位30社を特A級とし、A級は、その次位から70社を対象としているものの、要件などにより49社(同3社減)。B級はA級最下位の次位から80社を対象としているものの、今回71社(同10社増)となった。
19年度県内業者格付け一覧によれば、格付け点数による順位は、土木、建築とも18年度に続き姫野組(徳島市)が1位。また、土木では宮ア基礎建設(鳴門市)と東和(那賀町)、建築では司工務店(徳島市)が特A級に昇格した。
提供:建通新聞社