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建通新聞社
2019/04/09

【大阪】堺三原台住宅2期 本体新築工を第3Q

 大阪府は、堺三原台第2期高層住宅の建て替え事業で、本体新築工の第1〜3工区をそれぞれ第3四半期に発注する計画だ。また、既存住宅の解体撤去工事も3工区に分け、第2四半期の発注を予定している。
 新築規模は第1工区(工期=19カ月間)がPC造8〜12階建て2棟・135戸、第2工区(同18カ月間)がPC造11階建て1棟・66戸、第3工区(同19カ月間)がPC造11階建て1棟・99戸。この他、付帯施設として自転車置き場792台、駐車場467台、設備棟(電気室・受水槽ポンプ室)、防火水槽、雨水貯留槽、ごみ置き場などを整備する予定だ。場所は堺市南区三原台1丁。
 実施設計はジャス(吹田市)が担当した。
 既存住宅の解体規模は、第1工区が鉄筋コンクリート造5階建て4棟・130戸、第2工区が同造5階建て3棟・130戸、第3工区が同造5階建て1棟・30戸と集会所。工期はそれぞれ5カ月間となっている。
 堺三原台住宅は、泉北ニュータウンにある泉ケ丘駅前の東側に位置。1969〜70年に建設された既存住棟45棟(別に集会所2棟)はいずれも老朽化が著しく、集約高層化による建て替えを実施している。管理戸数は1605戸。敷地面積は11・61f。
 2015年度の事前評価で示された建て替え計画では、敷地構成を府営住宅敷地4・66f、活用用地約6・38f、移管道路等0・57fとし、7〜14階建ての全16棟(1120戸)を整備する。住戸面積は約40〜70平方bで、住戸タイプは1〜4DKを計画している。
 全体を3期に分けて進める計画。第1期工は16〜19年、第2期工を19〜21年、第3期工を21〜24年に実施する考え。全体事業費は約175億8000万円を見込み、うち工事費は約170億円。

提供:建通新聞社