トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設新聞社
2019/04/08

【東北・岩手】22年8月の開校へ事業提携合意調印式を開催

 スキー場などリゾート施設を運営する岩手ホテルアンドリゾート(盛岡市愛宕下1の10 黒澤洋史代表取締役社長)は、岩手県八幡平市の安比高原に、英国の名門私立校・ハローインターナショナルスクールと連携した同校安比校の新設を計画。5日に同校を運営するハローインターナショナルマネジメントサービスリミテッドと事業提携合意の調印式を行った。今後、2022年8月の開校に向け整備を進める方針だ。
 当日は、黒澤代表取締役社長、ハロースクールのジョン・バッティングチェアマン、ハローインターナショナルマネジメントサービスリミテッドのエリック・リョンマネージングディレクター、達増拓也岩手県知事など約60人が出席。黒澤社長とエリックマネージングディレクターが協定書を取り交わした。
 ジョンチェアマンは「22年はハロースクールの450周年を迎え記念すべき節目の年となる。同じ年に開校する学校は素晴らしいものになると信じている」とあいさつ。
 達増知事は「世界トップレベルの学校が本県に新設されることは大変喜ばしく思う。県としてもさまざまな支援をしていきたい」と祝辞を述べ、黒澤社長は「安比高原を海外に知ってもらうことは大きなメリット。地元の活性化につなげていきたい」と語った。
 建設予定地は、同市安比高原地内周辺の約11万4000平方b。新設校は7年制で生徒数は約940人となる見込み。海外の有名校と連携し学校を整備することで、八幡平市の活性化と安比高原エリアへの定住人口増加を図る考え。
 岩手ホテルアンドリゾートがグラウンドや校舎、体育館のほか寄宿舎などの施設整備を行う。約2000人規模の関係者の定住が見込まれているため、商業施設や医療施設などの誘致のほか、インフラ整備も計画されている。

 提供:建設新聞社