トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2019/04/08

【愛知】愛知県 上郷住宅など1Q早期に実施方針

 愛知県建築局は、鷲塚、野並、上郷の三つの県営住宅をPFI方式により建て替える計画で、第1四半期のできるだけ早期に実施方針を策定し公表する方針だ。 
 対象住宅は、▽鷲塚(碧南市鷲塚町6ノ8ノ1他)▽野並(名古屋市天白区福池1ノ79他)▽上郷(豊田市会下山59他)―の三つ。整備期間は、鷲塚が12月から2022年7月までの2年8カ月、野並が12月から23年7月までの3年8カ月、上郷が9月から22年9月までの3年1カ月を見込む。
 いずれも県営住宅の建て替えと余剰地の活用を計画している。
 事前評価調書によると、鷲塚は、先行する西地区に続き、東地区の建て替えに着手する。所在地は碧南市鷲塚町。老朽化した既存住棟6棟250戸(耐火構造5階建て)を解体撤去し、同構造の7〜8階建て1棟70戸を建設する計画。概算事業費は11億1000万円(工事費10億7000万円、調査設計費4000万円)。
 野並住宅は、西地区にある1967〜68年に完成した既存住棟7棟295戸(耐火構造4〜5階建て)を建て替える。新住棟は同構造による8階建て1棟50戸の規模を見込む。工事費に7億6000万円、調査設計費に3000万円を概算する。活用用地の面積は7500平方b。所在地は名古屋市天白区福池1丁目。 
 上郷住宅の所在地は豊田市京ケ峰1丁目。敷地北部分に残る1974年完成の既存住棟5棟200戸を建て替える計画で、建て替え後の住宅は最大36戸、活用用地は1万平方bを想定する。

提供:建通新聞社