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北陸工業新聞社
2019/04/08

【富山】元請総計で6%増、795億円/県建設業協会の会員受注動向/第3四半期分は9%増 

 富山県建設業協会がまとめた18年度第3四半期(平成30年4月〜12月)における土木・建築の元請受注高累計(総計)は、前年同期と比べ48億円(6%)増の795億円となった。
 同協会会員100社の受注調査を基にまとめたもの。それによると、公共・民間別では公共が390億円で、5億円(1%)の減、民間は404億円で、53億円(15%)の増となっている。
 地区別では、東部が439億円(9%増)、西部が288億円(増減なし)で、県内合計が728億円(5%増)。県外は67億円(20%増)となった。
 一方、第3四半期(平成30年10〜12月)分の受注動向を見ると、土木・建築の元請受注高総計は214億円で、前年同期と比べ18億円(9%)増加した。
 地区別受注状況は、東部地区が公共58億円(50%増)、民間62億円(3%増)となり、地区合計120億円で21億円(21%)の増加。西部地区では公共27億円(60%減)、民間37億円(45%増)となり、地区合計で64億円と、公共が減少したことから、28億円(31%)の減となっている。
 土木・建築の元請県内合計は、7億円(4%)の減。内訳は公共20億円(20%)減、民間13億円(15%)増。
 土木・建築別で見ると、土木の元請受注高総計は92億円で、昨年同期比12億円(15%)の増となった。このうち、公共が69億円で1億円(2%)の減だったが、民間は23億円で13億円(141%)の増と大幅にアップしている。
 また、建築の元請受注高総計は122億円で、昨年同期比5億円(5%)の増となっている。このうち、公共は18億円で20億円(52%)の減、民間が104億円で26億円(33%)の増で推移している。
 今四半期は、公共が17%減となったが、民間が33%増となったため、全体では6%の増加にとどまった。

hokuriku