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建通新聞社(岡山)
2019/04/05

【岡山】岡山県西部衛生施設組合(管理者・小林嘉文笠岡市長) 新最終処分場の整備を計画

 笠岡市・井原市・浅口市・矢掛町・里庄町の3市2町で構成する岡山県西部衛生施設組合(管理者・小林嘉文笠岡市長)は、新最終処分場の整備を計画しており、早ければ4月下旬にも、最終処分場整備(土木工事)と浸出水処理施設建設を制限付き一般競争入札(事後評価型)で公告する。
 最終処分場整備(土木工事)は、3者以内のJVで、代表企業は大手企業、参加企業は井笠圏域の企業を想定している。浸出水処理施設建設は性能発注で、単独のプラント企業を想定。基本設計・実施設計・施設建設を行う。
 最終処分場は、圏域内の焼却灰などを埋め立てるもの。整備地は井原市の野々迫埋立処分場の隣接地(井原市高屋町)で、開発面積は約9f。埋め立て面積は約1万2800平方b。容量は約10万立方bで、15年間使用する。浸出水処理施設の処理能力は1日当たり35立方b。
 実施設計は八千代エンジニヤリング(岡山市北区)が担当。
 同組合は、2019年度予算に建設費3億3000万円を計上。20〜21年度の債務負担行為としての事業費24億9542万円を設定した。最終処分場の完成予定は22年3月。

「提供:建通新聞社」