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建通新聞社四国
2019/04/05

【香川】四国地整香川県配分額 565億円を配分

 国土交通省四国地方整備局の2019年度当初予算の配分額によると、四国全体で前年度当初比21%増となる3966億円(このうち防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための緊急対策720億円)が配分された。香川県にはこのうち、直轄で前年度当初比48%増となる144億円、補助・交付金で同比28%増の422億円の、合計で同比33%増となる565億円の配分。
 河川では新規補助として(一の谷川水系一の谷川(観音寺市)の大規模特定河川事業に取り組む。事業費は2億円を投じ、「平成16年8月」の台風15号による洪水などで住宅密集地に甚大な被害が発生した市道橋4基の架け替え(延長500b)を集中的に行う。事業主体は県。
 19年度は橋梁下部工を実施する。
 この他、直轄で6億8800万円の事業費により土器川土器・飯野地区0・9`の築堤・用地買収を進める。土器川潮止堰のゲートを更新する。同事業費は2億5000万円を見込む。
 道路では直轄で事業費13億円を投じ、国道11号大内白鳥バイパス9・2`区間で調査設計、用地買収の他、改良工事を推進する。11号豊中観音寺拡幅(三豊市〜観音寺市)では延長4・6`の改良工事と舗装工事を推進する。
 事業費13億8000万円がついた。19年度は調査設計、用地買収や、改良・舗装工事を進める。
 国道32号猪ノ鼻道路(香川県三豊市〜コ島県三好市)延長8・4`区間で、事業費17億8400万円を投じ調査設計、トンネル、改良・舗装工事などを推進し20年度の全線開通を目指す。
 この他、事業費1億4700万円で香川11号交差点改良(田高田交差点改良)を1カ所整備する。
 国道318号と市道が交差する箇所で、国道側に幅3bの右折レーンを確保する。19年度に用地買収と改良工事を行う。
 国道32号三豊市の、第一竜王橋(橋長89・5b)の橋梁修繕に着手する。塗り替え塗装などによる橋梁補修工事。
 また、直轄で屋島地区電線共同溝を継続で整備する。19年度は事業費6億5500万円を投じ、調査設計と本体工事を推進する。
 一方で補助事業で新規に高松坂出線(五色台工区)が新規採択された。19年度は事業費3億円を投じて延長6・6`区間を対象に、調査設計、用地買収と改良工事を推進する。
 さぬき浜街道の一部に位置付けられる路線。五色台トンネルを含め、暫定2車線区間を4車線化する。
 港湾関係では直轄で高松港朝日地区で4億2000万円を投入し、耐震性を強化した、水深12bの国際物流ターミナル(岸壁)を継続整備する。
 備讃瀬戸航路では事業費12億円を投じ水深19b航路の埋没浚渫を継続。松空港で6100万円を投じ滑走路端安全区域を整備する。

提供:建通新聞社