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滋賀産業新聞
2019/04/05

【滋賀】竜王町 小口八重谷線橋梁「竜王大橋」の耐震補強

 竜王町が、地域防災計画で第2次緊急輸送道路に指定されている町道小口八重谷線の路線上にある橋梁「竜王大橋」の耐震補強に取り組む。
 3日に通知した指名競争入札(18日入開札、本紙4日付5面に予報を掲載)で、設計業務委託業者を決定し、9月13日までを期間に業務を推進。順調に行けば10月にも耐震補強工事を発注する考え。
 竜王大橋(小口地先)は、1987年(昭和62年)3月に竣工、供用を開始した。橋長69・5b(2径間)。幅員は2車線片側歩道の有効幅員9・9bで全幅は10・9b。上部構造形式は鋼溶接橋T桁(合成)、下部構造形式は逆T式橋台及び柱式橋脚、基礎形式は既製PC杭。
 今回の業務では、15年度(平成27年度)の橋梁点検調査報告書、17年度(平成29年度)の同橋他補修設計業務報告書を参考に、▽現地踏査など設計計画▽橋脚耐震補強実施設計▽支承部の補強検討及び実施設計▽落橋防止システムの検討及び実施設計▽施工計画▽関係機関協議▽報告書作成―などを行なう。
 設計委託料は、国の18年度2次補正で採択を得て町の18年度予算3月補正で橋梁長寿命化・耐震化修繕実施設計委託料1952万9千円を新規に予算化し繰越明許。耐震補強工事費は19年度当初予算に盛り込んだ。
 19年度当初予算では、土木費の道路新設改良費(1億7194万6千円)に、工事請負費1億4010万円(内訳=橋梁耐震修繕工事費5010万円、町道改良・舗装他工事費6400万円、町道維持修繕工事費2600万円)、委託料(橋梁点検業務委託料)3010万円が計上されている。

提供:滋賀産業新聞