岐阜県健康福祉部は、西濃と飛騨子ども相談センターの長寿命化整備を行う。西濃は整備企画業務を安田設計事務所(大垣市)に委託した。8月末までにまとめる。飛騨は、詳細設計を今夏にも委託する。
岐阜県有建物長寿命化計画に基づく整備。西濃子ども相談センター(大垣市禾森町5ノ1458ノ10)は1974年に完成し、45年が経過。飛騨子ども相談センター(高山市千鳥町35ノ2)は84年に完成し、35年が経過している。両施設とも建物の劣化が進んでいるため、延命化の整備を行うことになった。
西濃の建物の規模は、鉄骨コンクリートブロック造2階建て延べ640平方b。委託した業務では、施設の劣化状況を把握し、整備予算の算出など施設の改修に向けた計画を立てる。これが基本設計相当の内容となる。
これを基に2020年度は実施設計をまとめ、21年度に工事を発注する。
飛騨の建物の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ549平方b。外壁のクラック補修や屋根のシート防水などを想定している。詳細設計を本年度にまとめ、20年度に工事予算を要求する方針だ。21年度には電気設備の改修工事も計画している。
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建通新聞社