亀山駅周辺2ブロック地区市街地再開発組合は、「亀山駅周辺2ブロック地区第一種市街地再開発事業」の施工予定者を公募型プロポーザルで選定するため、4月2日付で参加資格要件などを公告した。参加表明書の提出期間は4月12日。審査結果は6月上旬に通知する。
参加資格条件は、@建築および土木の総合評定値P点がそれぞれ1400点以上A過去約10年間の延べ床面積1万平方b以上で共同住宅、商業施設などを含む複合用途建築物の施工実績B過去約10年間の道路、橋梁、駅前広場のいずれかを含む、1契約当たり契約額3億円以上の工事実績―など。また、今回の選定では優先交渉権者選定後に土木・建築工事に関してそれぞれ1社以上の市内業者を選定し、共同企業体を結成する「選定後共同企業体結成方式」を採用する。
御幸町191を中心とした第2ブロック(約1・3f)に複合施設を整備する計画。施設は3棟で構成し、内訳は共同住宅棟(鉄筋コンクリート造地下1階地上14階建て延べ1万0147平方b)、商業・公益施設棟(鉄骨〈S〉造地下1階地上4階建て延べ5258平方b)、商業施設棟(S造3階建て延べ552平方b)。駐車場は地上に約60台分、地下に約50台分整備する。
事業費は約66億8000万円(付帯工事費、調査・設計費含む)を見込んでおり、このうち国と市が約34億円を補助する。
基本設計は東畑・都市環境・不動研共同企業体が担当した。
問い合わせ先は亀山市亀山駅前整備グループ 電話0595(84)5099。
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建通新聞社