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滋賀産業新聞
2019/04/04

【滋賀】県甲賀土木 県道大河原北土山線の道路整備事業

 県甲賀土木事務所は、甲賀市土山町で計画している県道大河原北土山線道路整備事業について、近く法面整備工事の発注を行う見通しだ。
 早ければ今月、遅くても来月末までには公告される模様。工事規模については、庁内で内容を最終精査中であることから明らかにされていないが、工期は12ヵ月程度を見込むとのこと。
 同事業は、青土ダム近辺から477号鈴鹿スカイラインまでの約15qを対象に老朽化による劣化対策として、安全面の向上を図るべく法枠整備及び落石防護柵設置工事等を進めていくもので、今回は法面整備を採用したが防護柵設置が有効な区間も存在することから、その都度整備手法を変えながら進めていく方針。
 設計業務は、キタイ設計(近江八幡市)、修繕用地測量業務は、新州(栗東市)が担当し、既に完了している。なお、同案件は既に、18〜19年度の債務負担行為として2ヵ年で約7000万円の予算を確保済み。
 関連して、同線と鈴鹿スカイラインは、開通から40年を超え老朽化が著しく、その上、大規模な道路崩壊などのダメージが今なお残っており、道路修繕事業を滋賀県側・三重県側共に継続して実施している。例年、落石防護対策や吹付け法面の崩落対策―などを行い、今後も工事を進めていくことが決定しているものの、まだまだ長期間を要する見通しで完了のメドは立っていない。

提供:滋賀産業新聞