大阪市は2019年度の工事発注予定で、議会案件となる予定価格6億円以上の案件をまとめた。対象工事件数は、建築が15件、土木が6件、設備が3件の計24件。このうちWTO対象案件は、水都国際中学校・高校西学舎建設その他工事など4件となっている。
建築工事では、WTO対象案件として、「水都国際中学校・高校西学舎建設その他工事」(大阪市住之江区、鉄筋コンクリート造5階建て、22年3月まで)を第3四半期に発注する。この他、学校関係では「扇町総合高校増築その他工事」(北区、鉄筋コンクリート造5階建て、22年8月まで)を第2四半期に発注する他、「開平小学校増築その他工事」(中央区、鉄骨造6階建て、22年2月まで)などを第3四半期に予定している。
土木工事のWTO対象案件では、「大隅〜十八条幹線下水管渠築造工事その11」(淀川区・東淀川区、推進工延長620b、37カ月間)を第3四半期に発注する。また、「道頓堀川堤防耐震対策工事7〜9」(浪速区・西区、護岸工一式、18カ月間)をそれぞれ第2四半期に発注する予定だ。
設備工事のWTO対象案件は、「庭窪浄水場オゾン設備改良工事」(守口市、オゾン設備の改良、23年3月まで)の1件で、第3四半期に発注する予定。この他、第2四半期に「此花下水処理場ポンプ場高圧受変電外設備工事」(此花区、高圧受変電設備の新設、43カ月間)と、「楠葉取水場取水施設耐震改良に伴う機械設備工事」(枚方市、沈砂池除塵設備などの改良、22年6月)の発注を予定している。
提供:建通新聞社