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滋賀産業新聞
2019/04/02

【滋賀】滋賀国道 トンネル工事2本を2019年度に発注

 近畿地方整備局滋賀国道事務所が計画しているトンネル工事2本が今年度に発注されることとなった。新規発注されるのは「小松拡幅北小松トンネル工事」と「米原バイパス彦根トンネル工事」。1日付けで公表された今年度の発注見通しによると、北小松トンネル工事は第3四半期、彦根トンネル工事は第4四半期に、いずれも、WTO対象案件として入札される。
 北小松トンネルは、近畿地方整備局が昭和45年度に事業化し整備を進めている「国道161号小松拡幅」のうちの主要土木構造物。設計は、エイト日本技術開発。小松拡幅は、高島市勝野から大津市北小松までの延長6500bの現道拡幅を主とした改築事業で、白ひげ神社から北側部分の約1000b、鵜川橋を中心とした約1000b区間については供用済みとなっている。北小松トンネルの延長は410b、支保構造はNATM、トンネル掘削量は4万2800立方b。これ以外に坑門工2基、仮設工、道路土工、法面工350平方b、排水構造物工など。工期は25ヵ月。
 また、彦根トンネルは国道8号米原バイパスの9工区内(米原市入江から彦根市佐和山町に至る2・2)に「跨線橋」とともに計画されている。同トンネルは延長が790bで、県東北部浄化センター内を通過する。設計はパシフィックコンサルタンツ。支保構造はNATM、トンネル掘削量は6万5700立方b。これ以外に坑門工2基、仮設工、道路土工、法面工350平方b、排水構造物工など。工期は24ヵ月。
 なお、発注見通しでは両トンネル工事の工事規模は、15億円以上30億円未満。また発注者指定型の週休2日対象工事ともなっている。

提供:滋賀産業新聞