浜松市は、2018年度2回目の入札監視委員会(高橋衛委員長)を開き、総合評価落札方式の評価項目に「高齢者活躍宣言事業所の認証」と「消防団協力事業所」を加えることなどを説明した。それぞれ0・3点を加点する。
これに伴い「障害者雇用法定雇用率以上」の加点が0・7点から0・3点、「ワークライフバランス等推進事業所の認証」が0・5点から0・3点となる。また、特別簡易T・U型では、「災害協定等に基づく活動実績」の項目で「協定締結」の加点を0・3点から0・5点に引き上げる他、簡易型でも活動実績があれば0・5点を加点する。この他、より多くの事業者に入札参加を促すため当該年度の受注工事契約がない場合に1点、契約1件の場合に0・5点を加点する。
会合では、18年4月〜19年2月の入札・契約実績も報告した。建設工事全体の平均落札率は94・9%で前年同期に比べ約0・1ポイント上昇。建設工事落札件数は20件少ない863件だった。このうち、予定価格1000万円以上の一般競争入札は496件(44件減)で平均落札率は93・4%(0・2ポイント減)。250万円以上1000万円未満の指名競争入札は231件(1件減)で平均落札率は96・1%(0・5ポイント増)。特命随意契約は136件(25件増)で平均落札率は97・3%(1・2ポイント減)だった。
提供:建通新聞社
(2019/3/29)
建通新聞社 静岡支社