県建設技術センター(山田和成代表理事)は、試験検査事業について、一部の項目で試験検査手数料を改定することに決めた。改定となる対象は、2016年の価格改定時に据え置いたものや、値上げ幅を抑えたもの。値上げ幅は、コンクリート強度試験(圧縮・曲げ)が平均10%、土質試験が平均8%で、新単価は5月1日から適用する。
同センターでは、新規試験項目の導入やコスト削減に取り組んでいるが、今後の試験機更新を賄うため、このたび手数料を改定することにした。
※価格改定があった試験項目、新単価は次の通り。表示価格は税込み。( )内は旧単価。
▽コンクリートの圧縮強度試験=1200円(1100円)
▽コンクリートの曲げ強度試験=1450円(1300円)
▽クラッシャーランの粒度試験=6250円(5850円)
▽粒度調整砕石の粒度試験=7850円(7150円)
▽液性限界試験=4800円(4450円)
▽塑性限界試験=3450円(3300円)
▽締固め試験=1万3250円(1万2050円)
▽修正CBR試験=3万7250円(3万3950円)
▽設計CBR試験=1万2600円(1万1450円)
▽土粒子の密度試験=4200円(3900円)
▽土の粒度試験=5750円(5350円)
▽土粒子の沈降分析試験=1万2450円(1万2050円)
▽土の含水比試験=1300円(1200円)
▽土の湿潤密度試験=1950円(1750円)
▽土の一軸圧縮試験=6400円(5800円)
▽土の非圧密非排水三軸圧縮試験=1万1900円(1万0800円)
▽土の密圧非排水三軸圧縮試験=4万5150円(4万1050円)
▽土の密圧排水三軸圧縮試験=3万3300円(3万0250円)
▽低水位透水試験=8450円(9000円)
▽変水位透水試験=1万2450円(1万1300円)
▽岩のスレーキング率試験=1万4950円(1万4450円)
日刊建設工業新聞