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日刊建設タイムズ社
2019/03/26

【千葉】中規模ホールや庁舎推進/木更津市/基本計画で概要版/重点事業に4か年202億円

 木更津市は「第2次基本計画」の概要版をまとめた。2019〜22年度の4か年を計画期間とし、重点事業の事業費に202億8300万円を見込む。主要事業では、JR巌根駅整備事業、パークベイプロジェクト推進事業、中規模ホール建設事業、市営住宅長寿命化計画整備事業、橋梁長寿命化修繕事業、新火葬場整備事業、(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業、庁舎整備事業、公共施設解体事業などを盛り込んだ。
 基本計画は「オーガニック」を重要な視点として捉え、各施策に取り組むとともに、「オーガニックなまちづくり」のステップアップを着実に図るため、イノベーションを意識した自立した地域づくりを推進する。
 基本方向別の計画事業費は「安心・安全でいきいきした暮らしづくり」26億7800万円、「子どもを育む環境づくり」22億5000万円、「まちを支える人づくり」13億2900万円、「まちのにぎわい・活力づくり」8億6200万円、「まちの快適・うるおい空間づくり」106億9200万円、「構想の実現に向けて」24億7200万円の総額202億8300万円を見込む。
 「安心・安全でいきいきした暮らしづくり」では、健康増進センター施設改修事業、JR巌根駅整備事業、市道122号線歩道改良事業、市道102号線交差点改良事業、パークベイプロジェクト推進事業(富士見通り歩道改良)などを実施。健康増進センター施設改修事業は、大規模修繕のほかで機器を更新。新年度で実施設計を行う。巌根駅はバリアフリー化を推進。富士見通り歩道改良は、無電柱化事業を進め、歩道のバリアフリー化などにより集客や回遊性の向上を図る。
 「子どもを育む環境づくり」では、請西保育園防音工事、小中学校のトイレ改修工事、西清小学校と岩根小学校の屋内運動場非構造部材対策工事、金田小学校と太田中学校の校舎増築事業などを実施。学校のトイレは、20年度で老朽化した和式トイレを洋式化。金田小学校と太田中学校は、教室不足に対応するため、19〜20年度で増築工事を実施。
 「まちを支える人づくり」では、江川総合運動場拡張整備事業、中規模ホール建設事業、博物館空調設備改修事業などを実施。中規模ホールは、市民の芸術文化活動拠点となるの中規模ホールを整備。新年度で基本計画を策定する。博物館空調設備改修事業は、19〜20年度で改修工事を実施する。
 「まちのにぎわい・活力づくり」では、パークベイプロジェクト推進事業(公募等支援委託)、道の駅施設改修事業など。パークベイプロジェクトは、鳥居崎海浜公園にPARK―PFI制度を活用した民間集客施設の事業者公募を実施するにあたっての支援業務を委託。道の駅は、第2駐車場の南側の農地約5000uを対象に駐車場を拡充する。
 「まちの快適・うるおい空間づくり」では、中心市街地活性化基本計画策定事業、パークベイプロジェクト(鳥居崎海浜公園整備)、市営住宅長寿命化計画整備事業、橋梁長長寿命化修繕事業、道路ストック点検事業、道路ストック修繕事業、新火葬場周辺市道整備事業、江川総合運動場周辺市道整備事業、市道6431号線道路改良事業、中野畑沢線整備事業(桜井工区)、下郡大稲線整備事業、草敷潮見線整備事業(請西工区)、(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業、新火葬場整備事業などを予定。パークベイプロジェクトの鳥居崎海浜公園整備は、同公園に集客施設等を誘致。市営住宅長寿命化計画は、住吉、長須賀、東清、真里谷、江川の5団地の計画的な改善を実施する。
 「構想の実現に向けて」では、ICT等導入事業、庁舎整備事業、公共施設耐震診断事業、公共施設解体事業などを予定。庁舎整備事業は、防災拠点としての機能確保や質の高い市民サービス提供のため、21〜22年度で新庁舎の整備を推進する。公共施設解体事業は、中学校、保育園、公民館など行政目的を終了する公共建築物の解体工事を進める。k_times_comをフォローしましょう
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