上越市は、市民から要望の寄せられている新野球場建設の事業化について、19年度内に可否の方向性を打ち出す考えだ。市議会3月定例会の一般質問で野沢朗教育長が答えたもの。
本城町地内の高田公園野球場は、施設面積が延べ1万2829平方メートル(敷地面積が1万8895平方メートル)、両翼95メートル、センター120メートル。49年(昭和24)に建設された。19年度は、教育委員会で情報収集を進めるとともに、慎重に検討を行うとしており、必要に応じて有識者からなる検討組織を設置する可能性も示唆している。
18年10月には上越市野球協会の稲垣彰会長が村山秀幸市長へ、県内第3の都市に相応しい新野球場を上越総合運動公園に建設することを要望。村山市長は「施設のあり方を考えなくてはならない時期に来ていると思う」と応え、関係部署へ検討を指示していた。