日本工業経済新聞社(群馬)
2019/03/22
【群馬】群馬県建設業協会高崎支部ほか・高崎工業高校で建設業の魅力PR
群馬県建設業協会高崎支部(関口功支部長)は20日、高崎工業高校で建設産業の魅力や将来性を直接伝える説明会に講師を派遣した。当日は土木科の2年生36人、うち男子30人、女子6人とその保護者4人が参加。同校卒業生が講師として駆け付け、後輩たちの質問に生の声を届けた。
冒頭、県県土整備部建設企画課建設業対策室建設業係の神尾崇主幹は「高校2年生は進学や就職を考える時期だと思いますので、きょうの話しを聞いて進路選択の一つの考えるきっかけにしていただければ」と呼び掛けた。
この取り組みは産学官連携会議インターンシップ・プログラムの一環で、本年度で5年目を数える。未来を担う建設系学生の建設産業離れを改善するために取り組む。説明会では、社会の安心安全を支えるそれぞれの立場から仕事内容や建設業の魅力について説明した。
終了後、生徒を代表して山達也さんは「きょう聞いたことを参考にして進路についてしっかり考えていきたい」と感謝を述べた。参加した保護者からは「銘板に名前が残るのがすごい」など、初めて知ることが多かったとの声があった。
講師は同支部から橋建設の橋久光常務取締役、研屋の清水一希代表取締役と卒業生の大塚陸氏、岡田工務店の岡田光正専務取締役と卒業生の小林龍氏、コーアエンジニアリングの黒岩誉広取締役、群馬県測量設計業協会から富岡測量設計の村田博取締役副社長、高崎測量の菊池匡取締役副社長、県からは神尾主幹のほか卒業生で県高崎土木事務所工務第三係の石井大基技師が参加した。