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滋賀産業新聞
2019/03/25

【滋賀】守山市 市内4中学の自校式給食施設整備

 守山市は、「食」の大切さを育み「おいしい、温かい学校給食」を提供するため、給食が未実施の守山南・守山・守山北・明富―の市内4中学校すべてで自校方式による給食を開始する。守山・守山北・明富の3校は22年度9月(2学期)からの開始に向け今後各校で給食施設の整備に取り組み、守山南中学校のみ現在進めている校舎増改築等に合わせ20年度に給食施設を整備し、21年度9月から開始する。
 守山中学校・守山北中学校・明富中学校―の3中学校は19〜20年度の2ヵ年で基本・実施設計を行い、21年度に3校同時に整備する計画。19年度はなるべく早期に基本設計を委託し、配置や動線の検討、学校との協議などを進め詳細を決定していく見通し。19年度当初予算案には1280万円および20年度債務負担4020万円を計上している。
 守山南中学校(古高町357)については、第2体育館・給食施設・教室他―を1棟に備えた「仮称・給食体育館棟」を20年度に建設予定。実施設計は19年度発注する。
 守山市の中学校全4校ではこれまで給食を実施しておらず今回、保護者の要望を受け16年度に外部検討会等で給食の実施についてや自校方式・給食センター方式など手法の検討を行い、給食を実施している市内の9小学校がすべて自校方式であるため、中学校の給食も自校方式で実施する方針をまとめ、18年度の中学校給食実施検討支援業務(担当コンサル=玉野総合コンサルタント・大津市)において、自校方式・給食センター方式いずれの場合も想定し規模や事業費、運営体制、スケジュールなど各要素を精査。自校方式の導入を決めた。

提供:滋賀産業新聞