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建通新聞社(岡山)
2019/03/22

【岡山】美作市 庁舎整備 6月定例会までに具体案を

 美作市は、老朽化が進み耐震未対応となっている市庁舎の建て替えについて、6月定例会までには移転先の大まかな場所や施設規模・機能などを示し、議会の理解を得たいとの考えを3月定例会で明らかにした。
 現庁舎の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ3228平方b(栄町38ノ2)。築後40年が経過し老朽化が進んでおり、耐震未対応のため以前から移転新築についての議論が交わされてきた。2016年3月定例会では中尾地区への移転新築に関する条例改正案が提出されたが、継続審査後に開かれた9月定例会では、整備費41億円の積算根拠が不十分であることや建設場所が不便であるなどとして、条約改正に必要な3分の2以上の同意が得られず否決された経緯がある。
 市は、美作文化センター(湯郷826ノ4)との一体化や近隣の土地での移転も模索しており、議会での3分の2以上の同意に向け総力を挙げるとしている。

「提供:建通新聞社」