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　大阪府住宅供給公社は、池田市にある「石橋西団地」の建て替えと余剰地の活用を図るため、民間事業者の公募を開始する。参加申請期間は５月23日〜６月28日。８月７日まで事業提案書を受け付け、９月中旬に選定結果を通知する予定だ。事業者は既存住宅96戸の解体と56戸の新築などを実施する。同事業は、昨年９月に事業者を公募したが、応募者がなく取りやめていた。
　石橋西団地は池田市豊島北１ノ４に位置。建設後60年が経過し、エレベーターやベランダがなく、住民ニーズに対応できていない状況となっている。そこで、近接する石橋団地、神田町団地の集約を含めた建て替え事業を実施する。
　新築規模は５階建て以下で56戸。構造は鉄骨造または鉄筋コンクリート造。住戸プランは提案によるが、地域子育て支援拠点事業所（専有面積60平方�b）を設置する。また、オートロック、ダブルロック、感震ブレーカー、Ｗｉ−Ｆｉなどの設備整備を基本条件としている。
　既存建物の規模は鉄筋コンクリート造４階建て４棟・96戸。敷地面積は５３７０平方�b。事業者は解体によりできる余剰地の土地活用提案も行う。前回の公募時には土地の買い取りを求めていたが、今回は条件から除外した。
　事業スケジュールでは、提案工程にもよるが、10月下旬に仮囲い設置、12月下旬に解体撤去工事、２０２０年６月下旬に建設工事に着手。21年６月下旬の完成を目指す。
提供：建通新聞社