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　かほく市は１９日、「七塚小学校長寿命化改修工事（建築）」「同（電気設備）」「同（機械設備）」の３工種について、制限付き一般競争入札の実施を公告した。申請書の受付期間はいずれも４月１日までで、開札は同１１日。すべて２者で構成される特定建設工事共同企業体（ＪＶ）が参加できる。
▽建築　予定価格１１億７０７１万円
　ＪＶ代表者の参加資格は（１）建築一式工事の総合点数が８７０点以上（２）年間平均完成工事高が１５億円以上（３）主たる営業所の所在地が県内（４）０８年４月以降に国内で元請けとして同種工事（請負金額４億３０００万円以上）を施工した実績―など。
　構成員は、建築一式工事の総合点数が７２０点以上で、主たる営業所の所在地がかほく市内の要件が必要となる。
▽電気設備　予定価格１億４６９６万円
　ＪＶ代表者の参加資格は（１）電気工事の総合点数が８７０点以上（２）年間平均完成工事高が２億７０００万円以上（３）主たる営業所の所在地が金沢市、かほく市、河北郡内―など。
　構成員は、電気工事の総合点数が６５０点以上で、主たる営業所の所在地がかほく市内の要件が必要となる。
▽機械設備　予定価格１億４４０９万円
　ＪＶ代表者の参加資格は（１）管工事の総合点数が８７０点以上（２）年間平均完成工事高が２億７０００万円以上（３）主たる営業所の所在地が金沢市、かほく市、河北郡内―など。
　構成員は、管工事の総合点数が６５０点以上で、主たる営業所の所在地がかほく市内の要件が必要となる。
　七塚小（木津）での長寿命化改修は、構造体（柱、はり）や既設耐震ブレースなどを残しながら、老朽化した校舎（ＲＣ造３階建て延べ４０４４・１５平方メートル）と体育館（ＲＣ造一部Ｓ造２階建て延べ９８３・７０平方メートル）をリニューアルする。建設コストを抑えながら、従来の建て替えと同程度の快適な教育環境を整備する。
　改修に併せ、中庭部分に図書室、パソコンルーム、多目的ホールなどを備えた校舎棟も増築。学童保育室の増設部分を含めた建設規模はＳ造３階建て延べ１８７４・８９平方メートル。
　工事期間中は校舎が使用できないため、グラウンドに仮設校舎を建てて対応する。全体工期は２０年８月２５日まで。体育館については、今年９月中旬の整備完了を見込んでいる。
　基本設計・実施設計は五井建築研究所（金沢市）が担当した。