福井市は19年度当初予算案で「順化小学校・順化公民館複合化事業」に5億5020万円を計上した。18年度から取り組んでいる第1期工事を継続するとともに、第2期工事を発注し、事業完了へと運ぶ方針だ。
2期については、6月議会に請負承認を諮るとの見方が有力。
老朽化が進む順化公民館を順化小学校内に移転するとともに、順化小の大規模改修を実施。複合化により、児童と高齢者など多様な世代の交流を容易にし、順化地区のコミュニティ活動の活性化を図るのが狙い。
今事業では18年度当初予算に、2カ年で総額7億5450万円の継続費を設定済み。現在、先行して南校舎・管理棟の大規模改修に取り組んでおり、残る北校舎・西渡り廊下棟の大規模改修に関しては2期工事として、6月議会の請負承認を見据え、発注準備を進めていく見通しだ。
実施設計は木村建築事務所(福井市)が担当。