姶良市は、複合新庁舎(本庁舎)建設に関する公募型プロポーザルの選定状況を明らかにした。基本・実施設計は3者から参加表明があり、審査の結果、全て2次審査の対象に選定。技術提案書等を4月19日まで受け付け、5月11日にプレゼンテーションとヒアリングを実施する。また、オフィス環境整備支援の委託者については2者から参加表明があり、企画提案書に基づく審査の結果、最優秀者をオカムラに特定した。
建設地は、宮島町25外の本庁舎敷地約6860u。新庁舎の延床面積は約1万2000uとし、概算建設費は約60億円を見込む。
最終結果の公表は5月15日、委託契約の締結は6月4日に予定。期限は、基本設計が2020年5月29日、実施設計は21年5月28日まで。建設工事は21年8月〜23年7月に行う計画で、順調に進めば24年1月に供用開始する。
オフィス環境整備支援の業務内容は、@現状と既存備品の調査、新庁舎必要面積の算定B執務空間レイアウト基本設計C移転計画D検討委員会等の運営支援−など。現庁舎の書類・備品等を調査して最適なレイアウトや諸室の配置を算出し、本庁舎建設の基本・実施設計に反映させる。
今後は、4月上旬にも契約を結ぶ方針。期限は23年7月末までで、新庁舎への移転完了までのプロジェクトを担う。