勝山市は、19年度当初予算案に浄化センター第4期改築・更新工事(長寿命化)に係る事業費2億5979万6000円を計上するとともに、限度額4億3900万円の債務負担行為(20年度)を設定した。
管理棟および機械棟の耐震補強のほか、自動除塵機等設備や受変電設備等電気設備の更新を行う。発注については、日本下水道事業団に依頼する形で進めていく予定。
松原地係の同センターは流入方式が分流式で、水処理方式が標準活性汚泥法、汚泥処理は重力濃縮+常圧浮上濃縮およびベルトプレス脱水機。処理能力は全体能力が1日当たり1万8400立方メートルで、放流先は一級河川九頭竜川水系暮見川となっている。実施設計は日水コンが担当。