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　新潟市は、１９年度当初予算案の下水道事業会計で、「松浜第１排水区三軒屋町雨水貯留管下水道工事」に限度額１５億円（２０−２２年度）の債務負担行為を設定した。４カ年の工事に着手する。
　過去の集中豪雨で松浜周辺地域を中心に床上・床下浸水被害が発生したことを踏まえ、１時間あたり５０ミリを越える降水量に対応する雨水貯留管を整備。三軒屋町他地内に管渠Ｌ＝３９４メートル（推進工法）を設ける。管径は２６００ミリ。現在実施設計を進めており、発注は１９年度下半期となる見通しだ。最初に立坑の整備から行う。
　設計は日本水工設計が担当。
　その他１９年度の主な浸水対策工事では、中央区の鳥屋野・万代・下所島排水区（φ３５００ミリＬ＝２４９８メートル）に新規着手予定。同様に下半期の発注が見込まれる。