片町四番組海側地区市街地再開発準備組合(羽岡巌理事長)は13日、金沢市片町2丁目の金沢学生のまち市民交流館で総会を開き、「(仮称)片町四番組海側地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者を決定した。14日に開かれる金沢市議会の常任委員会で報告する模様だ。
再開発エリアは、片町1丁目交差点から香林坊交差点まで約300メートル間の海側ブロック(片町2丁目)で、区域面積約0・4ヘクタール。事業手法は第一種市街地再開発事業。権利者は16人。地域地区は商業地域(建ぺい率80%、容積率600%)、45メートル高度地区となる。
昨年8月に事業協力者の公募を開始し、提案型プロポーザル方式により選定を進めてきた。事務局は都市設計連合(東京都)が担当。
金沢市の新年度当初予算案には補助金600万円が計上されており、基本計画策定を支援する。今後順調ならば、2020年度の事業計画決定、21年度以降の事業化を予定する。