野洲市は、西河原地先の中主小学校において、旧館・新館・体育館の既存校舎全棟を対象とした大規模改修工事と、教室不足の解消に向けた校舎増築を行う。19年度は当初予算に事業費を措置し、仮設校舎の発注・設置とともに9月または12月議会承認をメドに1期として校舎増築、旧館・体育館大規模改修―を発注、1期完了後仮設校舎の模様替えと仮設増設を経て、20年度末の3月議会前をメドに2期工事の新館校舎大規模改修工事を発注・着工し、21年度末仮設を撤去し全工事を完了させたい考えだ。
大規模改修を行うのは、▽旧館(昭和32年築・平成7年耐震化完了)=RC造3階建、延2157平方b、▽体育館(昭和61年築)=RC造一部S造2階建、延1245平方b、▽新館(昭和60年築)=RC造4階建、延3951平方b―の既存建物。また▽増築校舎=RC造3階建、延約2100平方b程度、▽仮設校舎=(19年度整備)2階建、延約2000平方b、(20年度増設)平屋建、約1000平方b―の整備を行う。
19年度当初予算に仮設校舎設置費(19〜21債務負担)および第1期工事費を措置しており、校舎増築工事と旧館・体育館の大規模改修工事を一括で一般競争入札を公告し発注、9または12月議会での契約承認を経て着工したい考え。19年度早期に行う準備工を本体工事に含めるかは今後精査し決定。仮設校舎(リース)は途中の機能変更も含めた3ヵ年期間での発注となる見通し。
なお17年度の基本設計担当は森野設計(草津市)、18年度実施設計は大村建築設計事務所(長浜市)に委託した。
提供:滋賀産業新聞