江東区は、(仮称)児童向け複合施設の実施設計・施工者の選定プロポーザルを実施し、最優秀者を松田平田・竹中JVに決めた。実施設計を4月〜11月末でまとめ、並行して7月から既存施設の解体工事に着手する。新築工事は2020年10月に着工し、22年4月の開設を目指す。
新築建物の施設規模は、鉄筋コンクリート造5階建て延べ約2800平方b。施設内容は、子ども家庭支援センターやこども図書館など。解体する児童会館の規模は、本体棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ5173平方b、倉庫棟が鉄筋コンクリート造平屋72平方b、天体観測室棟が鉄筋コンクリート造一部鉄骨造3階建て延べ125平方b。
事業費の概算額は、実施設計が5323万円、解体工事が5億9800万円、新築工事が13億2117万円、工事監理が2572万円。今後、同事業費の範囲内で区と事業者が価格交渉する。
建設地は住吉1ノ9で、敷地面積は約1125平方b。既存の児童会館の敷地約4000平方bのうち、東側約4分の1を建設地とする。
提供:建通新聞社