伊予市の2019年度当初予算案は一般会計175億8467万円で前年同期比2・1%増。投資的経費は27億1406万円で同比13・7%増とした。
16年からの10年間の将来計画となる第2次伊予市総合計画で示した将来像「まち・ひと ともに育ち輝く伊予市」の実現に向けた予算編成としている。
主な事業は快適空間都市の創造では、20年春の供用開始を目指す中山スマートインターチェンジ整備事業のNEXCO委託料などに3億円、日尾野引坂線道路改良(舗装)などに1億2500万円、道路新設改良で築港吾川線道路改良のJR委託料などに7882万円、高野川駅線改良などに5937万円、JR南伊予駅整備事業の負担金などに9130万円、灘町小学校線舗装に6600万円など。
健康福祉都市の総合では、中山地区複合施設工事に1億8725万円、新規事業の認定こども園施設整備事業で中山幼稚園改修設計と幼保連携型認定こども園(からたち幼稚園)施設整備補助金に2億2381万円、障害児施設建設に伴う整備事業費補助金に3119万円など。
産業振興都市の創造では、防災拠点漁港の豊田漁港工臨港道路改修実施設計と同工事に6000万円、利便性の向上と交流人口の増加を見込んだふたみシーサイド公園の全体改修設計に2160万円など。
その他、継続事業の図書館・文化ホール建設費(継続)に6億4460万円、林業用施設災害復旧で永木高見線など3件工事に3億3282万円など。
【予算規模】
・一般会計175億8467万円(前年度比2・1%増)
・特別会計107億1140万円(2・3%減)
・水道事業会計11億4856万円(8・2%増)
提供:建通新聞社