西予市は2019年度一般会計当初予算案として330億5100万円を3月定例会に上程した。前年度当初比は17・7%増。投資的経費は99億8661万円で同比62・9%増となっている。会期は3月20日まで。
建設関係の主なものは次の通り。
愛媛大学地域協働センター南予(仮称)設置事業に3563万円、地域協働センターを設置するため宇和米博物館第2校舎を改修する。卯之町はちのじまちづくり推進事業に2億3838万円、卯之町「はちのじ」まちづくり基本構想に基づき、19年度はJR周辺施設の改修に着手する。林道開設・舗装など事業に2億3836万円、林道などの開設5件、改良1件、舗装5件を行う。市道新設・改良事業に8570万円、宇和地区2路線、城川地区1路線、三瓶地区2路線を整備する。長早漁港海岸高潮対策事業に1億2060万円、田の浜(高山)漁港西物揚場整備事業に3030万円。旧町地区187号線他5路線改良事業に5540万円、三瓶地区雨水公共下水道事業に1億2200万円。住宅団地整備事業に9億5519万円、7月豪雨で被災した野村地区に住宅団地を整備する。地域住宅交付金事業に4250万円、被災した宇和地区一の瀬団地の建て替えのため、実施設計と宅地造成などを行う。消防団施設整備事業に5716万円、耐震性貯水槽の設置と詰所の整備・改良を行う。防災行政無線デジタル整備事業に12億6345万円、19年度は宇和地区のデジタル整備工事を行う。貝吹公民界改築事業に7614万円、旧大和田幼稚園を改修し公民館機能を整備するとともに隣接用地を購入し周辺整備を行う。せいよ東学校給食センター建設事業に2億6100万円、被災した野村学校給食センターを移転新築するため工事などを行う。社会教育施設災害復旧事業に13億9102万円、被災した乙亥会館と大和田地区体育館の復旧工事などを行う。社会福祉施設災害復旧事業に2億5652万円、被災した野村保育所に代わる施設を移転新築するため、土地造成、本体工事などを行う。農地災害復旧事業に1億0800万円、農業用施設災害復旧事業に3億3945万円、林業用施設災害復旧事業に2億7251万円、道路橋梁河川災害復旧事業に18億2717万円。
また他会計では、公共下水道事業特別会計で宇和・野村処理区公共下水道整備事業に5143万円。水道事業会計で上松葉配水池更新事業に3528万円、下川災害復旧事業に3334万円、津布理浄水場整備事業に4268万円を計上している。
提供:建通新聞社