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　能登町は新年度、小木地区町民研修センターの建て替えを中心とした地域交流センターの整備に乗り出す。小木地区都市再生整備計画事業の一環で、当初予算案に３億２０００万円を盛り込んだ。既存施設の解体を終えた後、９月ごろの本体着工を目指していく。
　計画では、老朽化した町民研修センターを取り壊し、Ｓ造平屋建て約５６０平方メートルの新施設を建設する。隣接する活性化センター（ＲＣ造２階建て）と渡り廊下で接続し、地域交流センターとして一体的に整備する。
　新築部分は多目的ホールを中心に、管理室、トイレなどを配置。ホールは地元に伝わる「とも旗祭り」「袖キリコ祭り」の祭り準備の拠点や、子どもらのスポーツクラブの活動などにも利用してもらう。
　一方、活性化センターは改修し、図書コーナーなどを設ける予定。芝生広場も整備する。
　町は今後、６月をめどに解体工事に着手し、新築部分の着工に備える方針だ。新年度内の完成を見込む。実施設計は山岸建築設計事務所（金沢市）が担当した。