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　宇和島市は、２０１９年度一般会計当初予算案として４７５億１０００万円を３月定例会に上程している。前年度当初比は４・７％増。投資的経費は１２１億７５００万円で同比41・９％増。会期は３月25日まで。
　建設関係の主なものは、次の通り。
　被災集会所・防犯灯復旧支援事業に２５４０万円、７月豪雨災害で被災した集会所や防犯灯の復旧に対し助成する。吉田公園復興整備計画事業に１２００万円、16年度より行っていた整備計画を被災のため見直し、リニューアルする。社会教育施設災害復旧事業に１０００万円、被災した立間公民館を整備する。土木施設災害復旧事業に56億５３８９万円、被災した道路、橋梁、河川などを復旧する。内訳は設計委託料に４億円、工事費に46億７０００万円、修繕料に２億５５００万円。農地農業用施設災害復旧事業に17億０４２９万円、被災した農地、水路、ため池、揚水機などを復旧する。内訳は、測量設計委託料に５億１０６６万円、工事費に４億９０００万円、工事委託料に４億８９３３万円。
　吉田商店街街路灯整備事業に１１５０万円、老朽化した街路灯を更新する。産業用地整備事業に２億８６７９万円、大浦湾埋立地の一部を購入する。こども支援施設・発達支援センターなど整備事業に４４０７万円、こども支援教室「わかたけ」と発達支援センターなどを併せた複合施設を新設する計画で、19年度は測量設計を行う。認定こども園改築事業に３５０７万円、老朽化した三間認定こども園を改築するため実施設計を行う。民間保育所施設整備補助金に３億９３５２万円、老朽化した丸穂保育園、石丸保育園２施設の改築を支援する。小学校空調設備整備事業に１億６５００万円、小学校10校にエアコンを整備する。小中学校プール改築事業に５億０８００万円、老朽化した岩松小・城南中学校のプールを改築する。都市公園・児童遊園遊具整備事業に５１００万円、和霊公園や桜町児童遊園などの遊具を更新する。本庁舎・津島支所耐震化事業に６億１２７７万円、豪雨災害で延期となっていた本庁舎と津島支所の耐震化工事を行う。内訳は、本庁舎に１億７６３５万円、津島支所に４億３６４２万円。小中学校ブロック塀改修事業に１０４３万円、小中学校５校のブロック塀を改修する。雨水公共下水道事業に１３００万円、浸水被害を軽減するため新たに大浦地区を下水道事業計画区域に追加し、19年度は事業計画変更を行う。伊達博物館改築事業に１４２６万円。建て替えのため19年度は基本構想・基本計画を策定する。岩松地区町並み保存事業に１３２０万円、伝統的建造物群保存地区指定を目指し保存計画・修理計画策定のため調査を行う。観光闘牛場耐震診断事業に５００万円、老朽化した闘牛場改修方法検討のため耐震診断を実施する。
　また、債務負担行為で22年度まで本庁舎整備事業に42億円、20年度まで都市計画マスタープラン策定支援委託料に１９００万円を設定している。

提供：建通新聞社