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建通新聞社四国
2019/03/08

【愛媛】愛媛県道路鉄道連絡会議

 愛媛県道路メンテナンス会議(会長・鳥羽保行国土交通省松山河川国道事務所長)の下部組織となる道路鉄道連絡会議が21日開かれた。鉄道を跨ぐ跨線橋や道路を跨ぐ跨道鉄道橋の計画的な点検や修繕を図るため、道路管理者と鉄道事業者(JR四国や伊予鉄道など)で構成。跨線橋の点検結果や修繕実施状況などを確認した。
 点検結果はT区分(健全)、U区分(予防保全)、V区分(早期措置)、W区分(緊急措置)の4区分に分類される。愛媛県内の跨線橋の管理数は123橋。うち2014〜17年度の4カ年で点検されたのは117橋(一部点検済みだが判定に至っていない橋あり)。残る6橋は18年度中に完了する。4カ年で判定した結果はW区分はなく、V区分が22橋(18・8%)、U区分が73橋(62・4%)、T区分が22橋(18・8%)。
 愛媛県内の跨線橋の状況は全国のV区分(22%)、U区分(58%)、T区分(20%)に比べ、早期措置(V)や予防保全(U)など措置を講ずべき状態の占める割合が高くなっている。点検は5カ年のローリングで行われ、14年度から始まった1巡目が18年度で完了する。

提供:建通新聞社