高知県須崎土木事務所四万十町事務所は、国道439号木屋ケ内バイパス整備の一環で「大木絆第一橋」上部工の一般競争入札を早ければ9月議会の承認案件として公告する。2019年度当初予算案には工事費1億5000万円を計上するとともに、22年度までの債務負担行為として9億5000万円を設定した。
概要は、橋長157b、幅員8bの鋼2径間連続非合成箱桁橋。四万十川支流の梼原川に架設する。下部工は18年度末に完了予定。
梼原川に沿う現道は、幅員が最も狭い箇所で4b弱と車両の対向が困難で、かつ急カーブであることから、川の対岸をショートカットするバイパスを新設する。バイパスの総延長は940b。既にトンネルと第二橋の建設は完了しており、大木絆第一橋の完成をもってバイパスが開通する。場所は四万十町木屋ケ内〜大正大奈路。
提供:建通新聞社