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建通新聞社四国
2019/03/08

【高知】大方四万十道路と海部野根道路事業化へ

 国土交通省は1日、2019年度新規事業化候補箇所を公表した。高知県関係では国道56号(四国横断自動車道)大方四万十道路と国道55号(阿南安芸自動車道)海部野根道路の2路線が対象となる。3月中旬までに四国地方整備局での地方小委員会と本省での事業評価部会を実施し評価結果をまとめた後、3月末に見込まれる政府の新年度予算成立を待って、新規事業化となる予定。
 大方四万十道路は、事業化されている佐賀大方道路の終点に当たる黒潮大方インターチェンジ(IC)と供用済みの中村宿毛道路四万十ICを結ぶ延長7・9`。高知方面へのハーフインターとなる古津賀IC(仮称)を設ける。全幅は12b。事業費380億円を見込む。
 海部野根道路は徳島県海陽町多良に計画されている海部IC(仮称)と東洋町の野根IC(仮称)を結ぶ延長14・3`、うち高知県内分は約6・8`。途中、フル規格の宍喰IC(仮称)と甲浦IC(仮称)を設ける。全幅は12b。事業費730億円を見込む。なお県は、甲浦ICと国道55号を結ぶ県道甲浦インター線(延長740b、全幅10b)の認定を現在開催中の2月定例議会で諮っている。

提供:建通新聞社