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　高知市は、文化プラザ「かるぽーと」の長寿命化整備に向け、２０１９年度は劣化度調査を行い、整備手法を含めた基本計画を策定する。計画に基づき20〜21年度に設計を進め、22年度に工事発注する予定。
　かるぽーとの規模は、鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造（低層部分に一部コンクリート充填鋼管柱）地下３階地上11階建て延べ３万５８８９平方�b。大小のホールや市民ギャラリー、横山隆一記念まんが館、中央公民館などを備えた複合型文化施設で01年に完成した。建設後18年が経過し、大規模修繕や設備機器の更新時期を迎えることから、長寿命化整備を計画している。　　現段階で工期は15カ月を見込む。19年度当初予算案には基本計画策定委託料など関連経費に２５００万円を計上。場所は九反田２ノ１。
　整備内容などは、今後基本計画に反映させるが、18年に実施したサウンディング型市場調査の際に、現段階で想定している工事内容として以下のように示している。
＜建物本体＞
　▽建築−防水、ユニバーサルデザイン化▽電気設備−受変電設備、中央監視設備、直流電源装置、照明設備、放送設備、ＩＴＶ設備、消防設備など▽空調設備−冷温水発生器、冷却塔、ポンプ類、空調機、換気装置、ファン、自動制御装置など▽給排水衛生設備−給水装置、ボイラー、排水装置、衛生器具、消火設備など
＜舞台＞
　▽機構設備−つりモノ、床▽照明設備−調光装置、照明、ケーブルなど▽音響設備−音響装置、映像装置
＜ギャラリー＞
　▽建築−可動壁▽照明−展示照明
＜その他＞
　▽駐車場−管制装置、料金精算機など

提供：建通新聞社