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　経営体育成基盤整備事業の堀之内地区（香取市）が計画決定し、本年度から事業に着手する。計画期間は本年度から２０２３年度までの６か年。総事業費11億４００万円（うち工事費８億３９００万円）を投入し、整地工71・７ha、揚水機場工２か所、用水路工６・91�q、排水路工５・31�q、道路工７・06�q、暗渠排水工62・６haなどを実施する。受益面積は79・８ha（田70・７ha、畑１・０ha）。事業主体は県香取農業事務所。
　同地区は香取市西部に位置し、一級河川大須賀川と上八間川に挟まれた水田地帯。農地は団体営土地改良事業により区画整理が行われているが、10aの小区画で、地区内の道路は２〜３ｍと狭く、水路は用排兼用水路となっている。このため、区画整理を行い、区画を標準区画50a、大区画１００aとし、用水路、排水路、道路を一体的に整備することで、農業経営の近代化と効率的で生産性の高い農地を創出する。
　揚水機場は、事業費６５００万円で第１揚水機場（φ２５０�o、21kwのポンプ１台）と第２揚水機場（φ２５０�o、24kwのポンプ１台）の２か所を整備。用水路は事業費１億３６００万円で小用水路６９１１ｍ（ＶＵ管φ３００〜75�o）を整備。
　排水路は事業費２億５４００万円で支線排水路６８０ｍと小排水路４６２８ｍを整備する。支線排水路はＢ型柵渠（Ｈ１２００×Ｂ１２００〜Ｈ１２００×Ｂ２５００）、小排水路は、Ｂ型柵渠（Ｈ９００×Ｂ６００〜Ｈ９００×Ｂ１２００）が２０１５ｍ、Ｕ字溝（Ｕ４５０、Ｕ６００）が２６１３ｍ。
　道路は、事業費３３００万円で支線道路４１５０ｍと耕作道路２９１３ｍを整備。
　道路幅員は支線道路６・０ｍ、耕作道路５・０ｍ。支線道路はアスファルト舗装２５０７ｍ、採石舗装１６４３ｍ。耕作道路は採石舗装。
　区画整理は、事業費２億２１００万円で72・３haを整備。区画割りは27・８ha、34・９ha、４・９ha、４・７haの４区画となる。暗渠排水は、事業費１億３０００万円で本暗渠62・９haを整備する。
　堀之内地区の年度別事業計画は次の通り。
　▽18年度（５２６０万円）＝測量試験５１３０万円ほか
　▽19年度（１億８１５０万円）＝整地工23・９ha（７３６６万７０００円）、排水路工１・06�q（５０８０万円）、道路工１・35�q（６３３万３０００円）、測量試験４６３０万円
　▽20年度（３億円）＝整地工47・８ha（１億４７３３万３０００円）、排水路工２・12�q（１億１６０万円）、道路工２・71�q（１２６６万７０００円）、測量試験３１１０万円
　▽21年度（２億５２２０万円）＝揚水機場工２か所（６５００万円）、用水路工６・91�q（１億３６００万円）、道路工３�q（１４００万円）、測量試験３１００万円
　▽22年度（２億２３０万円）＝排水路工２・13�q（１億１６０万円）、暗渠排水工31・45ha（６５００万円）、測量試験３０８０万円
　▽23年度（１億１５４０万円）＝暗渠排水工31・45ha（６５００万円）、測量試験４７５０万円