鳥取市は、鳥取市民体育館再整備事業の実施方針と要求水準書案を公表した。要求水準書案などは市のウェブサイトに掲載している。案に対する意見は22日まで電子メールで受け付ける。担当窓口は生涯学習・スポーツ課。受け付けた意見、質問に対する回答は市のウェブサイトで公表する。
実施内容によると、建築面積4976平方b、延べ床面積6874平方b。施設構成はアリーナ、トレーニング諸室、ウォーキング&ランニングコース、多目的スペース、事務・管理に係る付帯施設、防災関連施設、その他共用部、駐車場。事業方式は、PFI法に基づき、事業者が施設の設計・建設・維持管理を行う方式により実施する。事業期間は、設計・施工が2023年3月31日まで。開業準備期間が23年4月1日から5月31日まで。維持管理・運営期間が23年6月1日から38年3月31日まで(15年間)。
募集・選定スケジュールは、5月中旬に公募を公告。12月上旬に提案審査書類の受付を締め切り、20年1月に優先交渉権者を決定。3月に事業本契約を締結する。
個別の参加資格の要件は、設計業務が03年4月1日以降に延べ床面積5000平方b以上かつ主たる体育室の競技床面積1000平方b以上の体育館の新築工事の実施設計実績を持つこと。建設工事を複数で実施する場合は、建築工事のP点が1100点以上、または市内業者で総合評定値が建築は1000点以上、土木が900点以上、電気が800点以上、管が800点以上であること。
日刊建設工業新聞