三豊市は2月22日、2019年度当初予算案を発表した。一般会計は329億7000万円で前年度当初比6・9%増。投資的経費は52億1030万円で同比0・6%増。会期は2月27日〜3月26日まで。
建設関係の主なものは、民生費で施設維持管理事業に3693万円。人権課が所管する公園施設、設備などの適切な管理を行う。また、老朽化している山本町庵上団地集会所を建て替える。建て替え工事費には3297万円を計上。
衛生費では環境一般事業に761万円。環境審議会で市の環境保全に関する基本的事項を調査審議する。第2次環境基本計画を改定し、その計画に基づき環境保全を図り環境白書を作成し公表する。第2次環境基本計画策定業務には572万円を計上。火葬場管理事業に9263万円。閉鎖した高瀬火葬場の解体など行う。解体工事費には4415万円を計上。
農林水産業費では農道維持管理費に3673万円。路面など損傷している農道の維持補修、除草など。工事費には3600万円。団体営土地改良施設維持管理適正化事業に9500万円。三野左岸排水機場ポンプ修繕や的場排水機場ポンプ更新などを行う。工事費には7375万円。ため池ハザードマップ緊急支援事業に6518万円。そのうち、ハザードマップ作成業務と浸水想定区域図作成業務に6390万円。港整備交付金事業(漁港)に2億1660万円。老朽化している本村漁港の離島航路浮桟橋を更新整備する。工事費には2億1100万円。
土木費では市道維持管理事業の工事費に3億4700万円。市道舗装整備事業の工事費に1億4640万円。社会資本整備総合交付金事業の委託料に7700万円、工事費に3億1000万円。市単独道路橋梁新設改良事業の工事費に1億2100万円。交通安全施設整備事業の工事費に1300万円。市管理河川維持事業の工事費に7200万円。市管理河川改良事業の工事費に6700万円。
教育費では小学校総務管理事業に2億2755万円。市内小学校で屋上防水改修、校舎外壁改修、トイレ洋式化などを行う。工事費には1億1638万円。中学校総務管理事業に1億7558万円。三野津中学校と詫間中学校でトイレ改修、仁尾中学校で校舎外壁防水などを行う。工事費には1億2386万円。緑ヶ丘総合運動公園管理運営事業に2億6136万円。そのうち、サッカー場グラウンド改修や芝生広場整備などを行う工事費に2億3010万円。
また、病院事業会計の事業費用および資本的支出は21億6897万円。永康病院では病院建設準備室を設置し、新病院建設に向けて基本・実施設計に着手する。西香川病院では18年度に引き続きスプリンクラー設備整備を行う。
提供:建通新聞社