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日刊建設タイムズ社
2019/02/28

【千葉】投資的経費95%増の116億円/県教育庁の新年度予算/県立学校長寿命化を推進/大改修や外壁改修など

 県教育庁の2019年度当初予算は、一般会計が対前年度当初比1・2%増の3828億4550万円となった。このうち、投資的経費は同94・7%増の116億5419万円。主要事業は、特別支援学校整備事業4億8430万円、県立学校空調設備整備事業9億1700万円、県立学校長寿命化対策事業38億2600万円、高等学校再編事業5000万円などを盛り込んだ。
 予算の項別内訳は@教育総務費526億4796万円(対前年度当初比3・1%減)A小学校費1264億2727万円(同0・3%増)B中学校費742億1958万円(同0・7%減)C高等学校費856億4263万円(同3・5%増)D特別支援学校費359億8275万円(同3・3%増)E社会教育費26億2385万円(同7・4%増)F保健体育費53億143万円(同79・8%増)。
 特別支援学校整備事業では、柏特別支援学校の高等部分離に伴う学校新設1億900万円、市原特別支援学校教室棟増築3億3730万円など。
 県立学校長寿命化対策事業は、県立学校大規模改修に8億円、県立学校外壁改修に30億2600万円を計上した。
 主要事業の主な内容は次の通り。
 【特別支援学校整備事業】(4億8400万円)
 児童生徒の増加に伴い、教室不足・過密の状況が著しい特別支援学校について、校舎等を整備。▽柏特別支援学校の高等部分離に伴う学校新設(120人規模に対応)=1億900万円▽市原特別支援学校教室棟増築(56人規模に対応)=3億3730万円▽桜が丘特別支援学校教室棟増築(57人規模に対応)=3800万円
 【総合スポーツセンター野球場・耐震大規模改修事業】(22億9900万円)
 18年度からの継続で実施。20年4月供用開始予定。
 【県立学校空調設備整備事業】(9億1700万円)
 県立学校の空調を整備するとともに、保護者負担により設置された普通教室の空調のリース料を県負担に切り替える。また、職員室等の管理諸室にも整備。▽普通教室(高等学校)11億8500万円。@未設置校のリース料(18校分)6500万円A保護者負担により設置された空調のリース料(99校分)7億2000万円▽職員室等の管理諸室=1億3200万円。@高等学校(設計8校、空調リース料28校(新規4校、継続24校))6720万円A特別支援学校(設計及び工事5校)6480万円
 【県立学校及び県有施設におけるブロック塀等安全対策事業】(1億480万円)
 ▽県立学校=1億円(29校、58か所)▽県有施設=480万円(1施設、1か所)
 【県立学校長寿命化対策事業】(38億2600万円)
 ▽県立学校大規模改修=8億円。@調査・基本設計6校35棟A実施設計5校24棟▽県立学校外壁等改修=30億2600万円(外壁・屋上防水工事、サッシ交換工事)。@実施設計12校20棟A工事19校23棟
 【高等学校再編事業】
 ▽我孫子東高校への福祉コースの設置=3000万円▽犢橋高校への福祉コースの設置=300万円▽天羽高校への工業基礎コースの設置=500万円▽姉崎高校へのものづくりコースの設置=500万円k_times_comをフォローしましょう
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