トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2019/02/28

【滋賀】竜王町の2019年度当初予算案

 竜王町は、27日に開会した町議会3月定例会に、一般会計64億2400万円、特別会計(6会計)29億8910万円、企業会計(2会計)14億5857万5千円からなる総額108億7167万5千円の19年度(平成31年度)当初予算案を上程した。会期は25日まで。
 一般会計は、対前年度当初比は16・3%(9億0100万円)の増となって過去最高の規模。「17年度からスタートしている重点プロジェクトを強力に推進しつつ、『明るく元気で活力あふれる強いまち』『次世代に誇れるまち』を実現するための施策に重点配分。健全な財政運営を維持するため、財政規律を守りながらも将来に向けた投資を積極的に行なう『新しい時代の活力・安心のまち実現予算』を編成した」としている。普通建設事業費は238・8%(4億9214万円)増の6億9825万円。
 目的別で、消防費が防災情報通信設備整備事業の整備着手により3億9461万円(147・1%)増の6億6285万円となり、土木費も道路橋梁整備事業、総合運動公園管理運営事業等が増加し6859万6千円(11・6%)増の6億6171万円。農林水産業費も道の駅「アグリパーク竜王」のモデル「道の駅」選定を視野に入れたモデル化推進事業など新規事業で6569万円(22・3%)増の3億6046万円などとなり、全体を押し上げた。コンパクトシティ化構想の推進に向けては、町民説明を行なった上で中心核全体の基本計画策定に着手したいとして事業費730万円を計上した。
 特別会計では、国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算が医科で施設整備費499万5千円の新規計上により増加。企業会計では、水道事業会計が3・8%(2049万円)減の5億2383万5千円、下水道会計が12%(1億2763万円)減の9億3474万円となり、一般・特別・企業を合わせた総額は5・4%(5億5277万円)の増となっている。

提供:滋賀産業新聞