阿賀野市は26日、19年度当初予算案を発表した。一般会計には前年度比1・7%増の206億2000万円を計上した。
このうち、普通建設事業費については前年度比9・6%減の26億6956万3000円。下水道事業会計の資本的支出は21億7170万1000円、水道事業会計の資本的支出は9億1862万3000円で、予算総額を379億8704万4000円(同4・6%増)とした。
田中清善市長は「防災・減災対策などに取り組みつつ、安定的な財政運営を行うため、選択と集中により、重点的かつ効果的な予算配分を行った」と説明した。
主要事業は、次のとおり((新)は新規事業)。
【当初予算】
▽道の駅整備事業費 5億6216万2000円(実施設計、用地購入および造成工事を実施)
▽小中学校施設長寿命化等改修事業費 2億4680万円(安田中学校長寿命化工事と京ヶ瀬小学校トイレ改修工事を実施)
▽保育園舎等改修補助事業費 1億4509万2000円
▽(新)どんぐりの森周辺施設整備事業費 1200万円(バイオトイレや休憩場所を整備)
▽道路消雪施設整備事業費(国庫補助) 3億1500万円
▽道路消雪施設修繕事業費(国庫補助) 2億9700万円
▽自治会集会施設建設補助事業 1000万円
▽(新)空き校舎活用による地域活性化事業 141万2000円
▽住宅リフォーム補助事業 3000万円
▽防災設備維持・整備事業 3040万8000円
▽合併処理浄化槽設置整備事業 273万円
【3月補正予算案】
▽ごみ処理施設整備基金積立金 1億円
▽消雪施設維持修繕工事費(補助) 2000万円
▽道の駅造成工事費 5120万円
▽笹岡小学校舗装改修工事費 114万5000円
▽神山小学校特別支援教室改修工事費 296万円
▽公共施設等整備基金積立金 2億5000万円