白山市は26日、八田中町外2町地内「新工業団地(旭工業団地北部地区)設計業務」、「同測量業務(その1)」、「同測量業務(その2)」、「同地質調査業務」の4件を開札した。
▽設計業務
落札=1450万円
国土開発センター
▽測量業務(その1)
落札=590万円
エーブルコンサルタンツ
▽測量業務(その2)
落札=585万円
シーディーシー
▽地質調査業務
落札=370万円
中部地下開発
対象エリアは同団地の北側に位置し、同市八田中町、宮永新町、八田町地内にまたがる区域となる。面積は約18ヘクタール。
今回の委託内容は基本設計や測量、地質調査各一式。予定価格は設計業務が1612万円、測量業務(その1)が626万円、測量業務(その2)が618万円、地質調査業務が392万円。
今後、基本設計などを進め、19年度は用地交渉や埋蔵文化財試掘調査、実施設計などに移行していく見通しだ。土地区画整理事業の施行に関する認可を経て21年度の造成着手、分譲開始を目指す。総事業費は約47億円を想定している。
市内では企業立地が順調に進み、さらなる進出や工場拡張などの需要に対応するため、新たな受け皿となる工業団地整備が急務となっていた。市は候補地を検討した結果、北陸自動車道白山インターチェンジや金沢外環状道路海側幹線、国道8号に近く、良好な交通アクセス面などを考慮し、同エリアを選定した。