守山市は25日、一般会計270億6000万円、特別会計(6会計)132億6170万円と公営企業会計(3会計)69億3419万9千円を合わせた総額472億5589万9千円の2019年度当初予算案を発表した。守山南中学校大規模改造や新保育園整備補助などで投資的経費が29億5000万円、対前年12億3000万円(71・7%)の増となり、一般会計も前年から17億6000万円(7・0%)の伸び。
あわせて発表した18年度3月補正予算3945万5千円では、湖南地域重症心身障害者通所施設整備事業負担金5981万円や県施工土木建設事業費負担金5571万円、小学校トイレ改修事業費2309万円、被災農業者向け経営体育成支援事業補助金2530万円などを前倒し計上。当初案・補正案とも3月1日から26日まで開かれる市議会定例会に上程する。
主な事業は、教育関係では守山南中学校大規模改造事業費6億2076万円で3期となる校舎増改築工事、中学校給食施設整備事業費1280万円では自校方式による給食施設整備に向け3校の基本設計、法人立保育園等設置事業費3億1500万円では(学)純美禮学園による保育所整備―など計上。新庁舎整備検討推進事業費8640万円では基本設計を行う。
このほか大門野尻線整備事業費1億9693万円ではJRアンダー部工事協定、洲本配水場耐震化事業1億8793万円(水道会計)では耐震化工事、伊勢遺跡保存整備事業費1億1557万円では実施設計と用地買戻し、守山銀座ビル地区第一種市街地再開発事業1億3425万円では組合が取り組む工事の補助や周辺道路の環境整備など。社会体育施設改修事業費7120万円では市民体育館の防水工事・採光窓遮光フィルム貼付け―等をそれぞれ計上した。
提供:滋賀産業新聞