福井県ブロック協同組合(清水昌勝理事長)の第47回通常総会は22日開催され、任期満了に伴う役員改選で、清水理事長を3期目再任した。会場は、福井市大手3丁目のホテルフジタ福井で。
議事では、19年度事業計画・収支予算案など計6議案を慎重審議し、すべて原案通り了承した。
冒頭、清水理事長が挨拶。昨年の大阪北部地震のブロック塀倒壊による児童死にも触れ「原因は明らかな違法建築設計で、塀そのものを凶器とみなす風評被害により、業界は深いダメージを負った。今後は安心安全なブロック塀のPRに一層努め、先見性を生かしていきたい」と組合員の一致団結を呼び掛けた。
19年度事業計画によると、共同販売でエクステリア商品の販売と施工、主要各メーカーの物流動向把握等に取り組む方針。共同販売の18年度実績は、前年度とほぼ同様(売上高1億4191万1000円、昨年対比110・9%)に推移。工事は、豪雪や台風など災害復旧および民間需要アップで1・5倍に伸びた。
理事長以外の役員は次の方々(敬称略)。▽副理事長 玉村勝▽理事 (新)田中良治 森川圭造 斉藤朋久 笹岡太久磨▽監事 友田慶一 (新)川原忠治。なお役員の選出方法は今期から、地区制を廃止し、立候補や推薦された者からに改変(理事6人、監事2人)。また青年部を発展的に解消し「壮士会」として会員の育成と相互扶助を図っていくとした。