日建学院新潟校は24日夜、18年度1・2級建築士の合格祝賀会を新潟市中央区で開き、プロとしての新たなスタートを切るとともに、夢への一歩を切り拓いた。
会に先立ち、同校を運営する建築資料研究社新潟支店の増田浩之支店長が「資格取得はゴールではなくスタート。今後ますます活躍していただきたい」と大きな期待を寄せた。引き続き、来賓から新潟県建築士事務所協会の坂本忠志会長が「資格を取るということは責任もあり、これが最終目標ではない。若い力を借りないとこの業界は成り立たない。力を発揮し活性化へと導いてほしい」と激励し、日本建築家協会関東信越支部新潟地域会の平原茂代表は「モノを設計するのは面白い。うれしさを胸に、この先歩んでいただきたい」とメッセージ。また、地元選出で自民党建築設計議員連盟の石崎徹衆議院議員は「それぞれの現場で努力し、人間力を磨いてほしい」と呼び掛けた。その後、アトランダムに合格者が喜びの声や、合格までの日々を振り返るとともに、この日は卒業生らも出席し、なつかしい話に笑みがこぼれていた。
18年の1級建築士合格者数は県内49人のうち、同学院の受講生が30人(占有率61・2%)、2級は140人のうち、71人(同50・7%)。