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北陸工業新聞社
2019/02/25

【新潟】北越高校が新グラウンド/太右エ門新田の2.6haに整備/江南区 

 学校法人北越高等学校(新潟市中央区米山5丁目12番1号)は、新潟市江南区に第2グラウンドを整備する。用地の確保に向けて土地収用法の申請手続きを進めており、19年度の着工が見込まれる。
 整備場所は江南区太右エ門新田地内の2万6723・88平方メートル。施設内容として、野球場1万3331・71平方メートル(グラウンド1面)、テニスコート3133・26平方メートル(コート4面)、サッカー・ラグビー練習場3880・00平方メートルを計画している。野球場は練習および練習試合が可能な規模を確保。内外野ともにクレイ系舗装とし、周囲には防球ネットを設置する。テニスコートは砂入り人工芝を敷設。サッカー・ラグビー練習場はサッカー公式試合の半面の規模とし、ロングパイル人工芝を敷設する。この他、部室・器具庫・トイレ99・55平方メートル、バッティングケージ354・25平方メートル、投球練習場542・68平方メートルも設置。駐車場は1590・64平方メートル。大型車3台と普通車31台分のスペースを確保する。
 事業費は調査設計費が3158万円、用地補償費が2億6000万円、工事費4億4186万6000円の計7億3344万6000円。財源は自己資金が4億8344万6000円、借入金2億円、補助金(新潟県私立高等学校施設整備補助金)5000万円。21年11月の事業完了を見込んでいる。
 同校は一般学級に加えてアスリートクラスを設け、多くの部活動が各種大会で好成績を残している。実績により運動部への入部希望者が近年増加傾向にあるが、既存グラウンドの規模では練習スペースが確保できず、活動に支障が生じているという。新グラウンドの整備により、必要な練習場所の確保と環境改善、事故発生リスクの軽減といった効果が期待される。
 同校事務局は「同窓会やPTAから要請があり検討を進めてきた。用地確保のめどがつき次第、早期に整備を行いたい」と話す。

hokuriku