浜松市は、可美小学校(南区若林町1748)の建て替えを計画しており、仮設校舎の設置工事と既存校舎の解体・新校舎の建設工事を発注する。仮設校舎の設置は早ければ3月上旬、既存校舎の解体と新校舎建設は一括して3月末から4月上旬の発注を予定している。建設工事は2019・20年度の2カ年で実施し、21年度の供用開始を目指す。
計画では、グラウンドに仮設校舎を設置した後、既存校舎の一部を解体して跡地に新校舎を建設する。解体するのは南棟西側(鉄筋コンクリート造3階建て延べ2292平方b)と北棟西側(同〃延べ2302平方b)、南棟と北棟を結ぶ渡り廊下(同2階建て延べ265平方b)、北棟西側に隣接する給食室(鉄骨造2階建て延べ348平方b)。
新校舎は南棟、北棟いずれも鉄筋コンクリート造3階建てで、2棟の総延べ床面積は5500平方bを想定。給食室は南棟に設ける方針。既存の南棟東側、北棟東側部分は引き続き使用する。基本・実施設計は中川猛一級建築士事務所(浜松市中区)が3月15日納期で担当している。
市は、これらに必要な当面の事業費として2月補正予算案と19年度当初予算案に合わせて1億1289万円を計上している。
提供:建通新聞社
(2019/2/25)
建通新聞社 静岡支社